有田焼の窯元におじゃましました。
朱赤のちゃんちゃんこを着せてもらった石のさるが、魔除け(?)のももを手にこの窯元を見守っているのが、とても印象に残りました。
「・・・毎日の暮しに身近なやきものを楽しく使って頂くために、祖先が残した伝承陶芸を近代的感覚の中に織り込みまして・・・」 (陶一筋に三百年の栞より)
と制作を続けていた十一代富右エ門は10年ほど前に他界し、現在は生産をしていません。
プレハブの工場は、時間がいきなりストップしたようでした。
素焼きの茶碗が大量に積み重なり、圧倒されました。
明日、下絵を描きに行きたくなるような感じでした。(描けませんけど…)
別棟に土壁の古い建物もあり、こちらにも型などが山積みでした。
その中に、ともてかわいい急須を見つけたので、譲っていただきました。
釉薬のむらがあり、制作途中でもあり、完品ではないとのことでしたがとても気に入っています!
今度の haru pizza (紅茶)で遊ぼう! で、楽しく使わせていただこうと思います。
ちなみに、葉っぱの真ん中がくぼんでいるので、この急須に、「えくぼ」と名づけました。