川棚町の「彩園」は「やさい森」の原点です。
haru pizza がオープンして数ヶ月、
そろそろランチでも始めたいと思っていた時、
夏野菜を籠いっぱいかかえて、静枝さんがやって来ました。
そして同じ頃、甘酒に興味があると言ったら、
クッキーぽとりさんから、麹の本をもらいました。
ドレッシングをかけたサラダに代わる野菜を思案していたので、
そこに載っていた塩麹和えのきゅうりの写真に釘付けに。
白いぽつぽつの麹が、きゅうりの上で輝いて見えて、
何だか、畑とつながった感じがしました。
園主は、阿蘇のふもとの牧場に嫁ぎ、ふっくらつやつや。
彩園の山羊だった、たらちゃんとやまじもふっくらつやつや。
地元の草だけで育った牛のホットミルクは、
ほんの少し塩味がして、動物の体にあったものなんだなぁと。
牧場近くの貸し別荘では、農業談義にも。
土地のない新規就農者が、
その土地で農業する難しさを良く知るスペシャリスト、
静枝さんならではの話は、
山の中で漂っていて、
何だかもったいないような気もしました。