最近、いつもの冷凍ハルピザを、
見直す作業をしている。
「焼きトマトのピザ」には、
ピーマンやベーコンものせていた。
赤を引き立てていたピーマンのグリーンは、
焼きトマそのものを引き立てるパセリかセロリのみじん切りに。
ベーコンはやめて、トマトの数を増やした。
ここ数年作っていなかった、
「干しごぼうをのせたピザ」は、味噌ピザで。
味噌ピザには、柚子こしょうを入れるのがお勧めではあるのだけれど、
干しごぼうの風味を出すには、味噌だけの方がいい。
この干しごぼう自体を作るのが大変で、しばらくやめていた。
久しぶりに、雪ノ浦の畑からのごぼうを見ていたら、
何やら衝動的にしゅっしゅっと削り始めて、
土砂降り雨が続く中、3日間窓辺で干した。
ちゃんと、カラカラと干し上がり、
試食した冷凍ピザも、納得感を持てた。
風に飛ばされないように心配しながら、
天日に干さねばという決まりがなくなって、
楽しくなった。
そうなると、作業は勝手に始まって、
人参をひたすら天ぷらに。
これは、菜種油で揚げたらさっぱりと美味しかったという前日の嬉しさと、
退院してからはちょっと大変な母が、
いつも人参が食べたいと言っていることと、
つながっている気がする。